管理人は10月月初早々、お休みを頂きスウェーデンのTreatの東京と名古屋公演に行って参りました。
TreatにはプードルズのオリジナルメンバーのPontusが2016年から加入しています。
ちょくちょくブログにも書いていますが、彼は才能のあるベーシストというだけでなく、とても真面目なそして優しい方です。
(登場回数が多いのでお察しの方も多いかと思いますが管理人は彼の大ファンでもあります。)
そしてTreatというバンドも特に再結成以来モンスターレベルのメロハーを多々生み出しているすごいバンドでもありますので彼がTreatに加入するという話を聞いた時には、心から良かったと思いました。
昨年の来日時は会うのが初めて&彼の生音を聞くのが初めてでただただ呆然としていましたが、今年はショー自体を楽しむ余裕ができた気がします。ショーは最高の完成度で、とにかくバンド全体が作り出す音が素晴らしいのです。優秀なメロハーの洪水といいますか、それこそ良音に首まで浸るような。このショー自体がTreatという大きな曲を作り出しているようでした。
そこに入っているPontusのベースの音の存在感はピカイチでした。Pontusはプードルズ時代からもそうでしたが、パフォーマンスも見事なので目にも耳にも本当に豪華で、脳にたくさんご馳走を頂いたような素敵な経験でした。名古屋の公演ではあまりに素晴らしく涙が止まらず、翌日顔が腫れてしまい大変なことになりましたが・・(汗)
素晴らしいショーを経験すると管理人はしばらくそのバンドの曲を聞けなくなります。自分の耳で聞いた感覚を忘れたくなくて、記憶を上書きしたくなくて、落ち着くまでは封印しておくのが常です。
今回はいつもよりさらに重傷だったので、代わりにプードルズの初期の曲を聞いていた時、Treatの今年の公演の時と同じ衝撃をプードルズを初めて聞いた時に受けた事に今更ながらはっと気づいたのです。
以前にも書いた通り、管理人のプードルズとのファーストコンタクトは♪Metal Will Stand Tallです。重厚でもあり軽快でもあるイントロ。こんなに彼らにひきつけられた、その最初の出会いが彼が作り出した音でもあったのです。
昨年のショーで、ものすごく懐かしい音だなあと不思議に思っていた過去の自分の頭をポカっとしたい。当たり前なのに本当にアホです…。
ショーの直前にPontusと初めて顔を合わせたので盛大に放心していた状態ではありましたが…。とはいえボケすぎでした。
プードルズのファンとなって12年を超えてやっと今、原点を思い知った感じです・・本当に今更ですが・・;
ベースはバンドの音の基礎を支える大事なパートですが、プードルズの曲は特に顕著にその傾向があります。
Pontusが、Johanが作ってきたその音の遺伝子を受け継ぎつつ、Germainが新しいプードルズの一端を作ってくれています。
そこにまたバンドとして新鮮なエッセンスが入ってくることでしょう。
次に出るオリジナルアルバムにその音がはっきり出て来る事と思います。
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